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<No.5>東京旭陵38期ホームページ1周年に思うこと(プラス思考でゆとりある人生)

東京旭陵38期のHPを立ち上げて1年が過ぎ、新しい夏が巡って来ました。夏の暑いのは当たり前と言ってしまえばそれまでですが、現実はクーラーの効いた部屋で快適に過ごしている人が殆どでしょう。

地球上に60億人の人間が生活し、しかもその多くが嘗ての王侯貴族を上回る生活を維持することで、膨大なエネルギーや資源を浪費している現状からして、後世に大きな付けを残すことは明らかです。東電の原子力発電事故に端を発した今夏の電力不足を契機に、夏の暑さをそのまま受け止める生活も必要でしょう。

 

ところで、日本はこのところ株価がかなり回復した事で小泉内閣のアキレス腱が無くなり、総裁再選、自民党圧勝のシナリオが決定的な情勢です。しかしこうした結果は国際的にはイラク戦争でのアメリカ圧勝による危機意識の後退、国内的には、株式持合い解消の延期、リソナ銀行の国有化など構造改革とは無縁又は逆行する施策がもたらしたもので、肝心の改革はまだまだ日暮れて道遠しの状況と言えるでしょう。

 

批判や賞賛は他に譲るとして、人心に少し明るさが見えてきた事はとてもよいことです。笑う角には福来るという諺がありますが、春山重雄 博士の”脳内革命”にもあるように、物事をプラス思考で捉える人は、脳内に良いホルモンが分泌され、結果として心身の安定、健康増進につながるとの事で、宗教の効用もこれに尽きると思います。プラス思考でゆとりのある人生は、自分だけでなく周りの人間関係にも良い影響を与えることでしょう。若い頃から家族のためという錦の御旗の下に、頑なに頑張り過ぎ、気が付いたら彼らにも見放されかねない男性諸氏が我々世代には多いようですが、これからまだ平均20年以上もある人生を有意義に送るためにも遅ればせながら、贅沢せず、周りと楽しく生活する方法を 考え実行してみては如何ですか。皆さん!